顔面神経麻痺の経験 11日間の入院と通院



顔面神経麻痺になりました。セカンドオピニオンとして専門の先生のいる大きな病院を受診したら、即入院になりました。診察当日の入院は難しかったので、その日は点滴だけを受け、翌日の午後から入院しました。退院まで11日間の入院生活でした。

顔面神経麻痺の経験 11日間の入院と通院


入院中は、毎日午前中にステロイドの点滴を受けます。このステロイドで免疫力が下がるので安静にしていなくてはならず、入院での治療が必要になりました。

そして顔のマッサージを1日3回します。マッサージ効果を高める為、病院から貸してもらえるホットパックで顔を温めてからマッサージをします。最初はよくわかりませんでしたが、翌日にはリハビリ担当の人が来て丁寧に教えてくれました。

毎日顔の動きのチェックと耳の検査をしました。隔日や決まった日に舌の味覚検査、顔に電流を流しての反応検査(この数値で回復度合いがある程度わかるそうです)その結果、私は11日間の入院で終わりました。検査の結果が悪かったら、もう1週間ステロイドの点滴治療をします。


退院後は週2回の通院2週間、週1回の通院3週間、その後は月1回の通院が半年後まで予定されています。
退院後1ヶ月は免疫力低下の為、安静な生活で毛染めとかも禁止になりました。


退院後の経過は、顔面神経麻痺については特に問題もなく、食べ物も普通に食べられるように回復していました。ただ、目薬の副作用か、目の充血、涙、痒みで目が腫れ、3週間ほどは不快感と眼鏡生活で疲れました。

退院後3週間目くらいには飲み薬の副作用か湿疹が腕に出始めて痒くなり、通院の診察で症状を伝えると1つの飲み薬の服用を止めるように言われ、その後湿疹は回復しました。

この通院の間に造影剤を入れての頭のMRIも撮りました。その結果、頭は以上なし、血液検査の結果から水疱瘡の菌によるものだと思われるとの診断結果でした。

今、発病から2ヶ月が過ぎ、家族からは、見た目は発病前と全然変わらないと言われています。入院時、顔面チェックの点数は25点、2ヶ月後の検査では75点まで回復しました。

顔面神経麻痺になられた方は、すぐに専門医に行ってください。

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