顔面神経麻痺になりました。突然です。朝起きて歯磨きの水が上手に吐き出せませんでした。ここで、え？と思い、お化粧の口紅を塗った時、上唇と下唇を合わせる事が出来なかったので、自分の顔に何かが起こったと確信しました。
顔面神経麻痺の経験 早期に専門の病院へ行った方がいい
突然にまさかの出来事です。
信じられません。その日は土曜日で朝早くから、車で温泉1泊旅行の予定だったので、温泉に入ってゆっくり様子を見ようと深く考えずに出掛けました。
朝ご飯をSAで食べてみて、まともに食べれないことに気づきました。どうにか夕食もお酒も堪能し温泉を楽しんで、少し自分の症状を検索したら、お医者さんに掛かっておかなくてはならない症状だと思い月曜日の耳鼻科に予約を入れました。
普段通っている耳鼻科、有名な医院で遠方からも多くの人が通われている人気のところです。月曜日、会社の近くなので仕事中に行かせてもらいました。
検査をしてもらって、診断は軽度の顔面麻痺。血液検査の結果がわかる1週間以降に次回の診察予約をして、その時CTも検討しましょうでした。薬はいっぱい処方されました。きちんと顔面麻痺と診断はしてもらったのですが、私の気になる口元はコロナもあるので早くマスクをしてと言われて、発症までの経過、診てほしい症状をちゃんと診てもらえなかったので、ちょっと大丈夫かなという気持ちが芽生えました。
会社に戻り、同じ病気になった社員の人と話す時間が出来ました。そこで、その方と私の経過が似ている事、この病気がわかる専門医は少なく、出来るだけ早くに専門の大きな病院に行った方が良いと助言をしてもらえました。
会社のデスク近くの人、助言をしてくれた人が、顔面麻痺の専門の病院を検索してくれて、関西で有名な病院を教えてもらい、今日の耳鼻科と同じ診断なら、それにこしたことはないし、セカンドオピニオンとして行ってみた方がいいのではないかと私に勇気をくれました。
紹介状がないので大病院の初診は5,500円が要りますが、後から後悔する事を考えたら安いものです。
次の日、有休を取り朝早くから家を出て専門の先生がいる大きな病院に行ってみました。総合受付で＋5,500円は納得ですと話すと、受付をしてもらえました。
専門科の受付で前日処方してもらった薬明細、発病までの自分なりの経緯をメモしてきたものを渡しました。
尿検査、血液検査、耳の神経の動きを調べる検査、CT、胸レントゲン、涙量の検査を終えてから、看護士さんによる問診も沢山ありました。先生の診察は、顔の表情をとても細かくチェック表に当てはめながらされました。看護士さんに話した細かい話も、もう一度の確認の為、しっかり聞かれます。イー、ウー、パピプペポなど発音しましたが口はしっかり動きません。電流を流して味覚確認、目にカバーを付けて目の動きも診てもらいました。
診察の結果は、すぐに入院した方がいいでした。2〜3週間の入院です。当日の入院は無理もあり、点滴を受けて帰り、次の日に朝早くから仕事に出て約2週間の仕事の段取りを最低限して引き継ぎ午後から入院しました。
顔面神経麻痺、耳鼻科の管轄のようですが、専門的な分野でよくわかる先生は少ないとの事です。大きな総合病院、それも専門的な治療が出来る病院に早急に行った方が絶対いいです。発病から１週間の治療内容で後遺症の違いも出てくるようです。
ただいま入院中で毎日ステロイドの点滴を受けています。無事、治ることを願って治療に専念したいと思います。
