京都 三嶋亭本店ですき焼きランチ食べてきた

明治6年創業の三嶋亭ですき焼きを食べてきました。

京都 三嶋亭本店ですき焼きランチ食べてきた

京都 三条寺町にある三嶋亭本店でランチタイムにすき焼きを食べてきました。

こちらのお店は明治6年創業、昔からの老舗です。20代の新婚時、三嶋亭のお肉を食べられるようになりたいねって夫と話していましたが、50代後半になって、やっとランチタイムにお邪魔しました。この日は夫からの誕生日プレゼントだったのでランチタイムで充分です。温泉旅行も提案してくれましたが、三嶋亭のランチを希望しました。この歳まで紆余曲折ありましたが、今一緒に三嶋亭に食べに来られたということは幸せなことです。

お店の前にいくと、お店の方が入口で立ってられます。名前を告げると丁寧な対応で中へ声掛けを、階段を上がると、全員がそれぞれのポジションで心地よく迎えてくれます。30年以上憧れていたお店です。やっと中に入りました。

担当の仲居さんが落ち着くお部屋に案内してくれました。

店主さんでしょうか、席に着いてすぐに「今日はお越しいただきましてどうもありがとうございます。どうぞごゆっくりお寛ぎください。」と膝まづいて挨拶に来られました。

入口からの気持ちの良い応対からのこの流れ、ランチタイムでも手を抜かない対応に長年、老舗として今も続いているだけのことはあるなと納得しました。

すき焼きは仲居さんが目の前で焼いてくれます。

いい匂いがしてきました。

やわらかいお肉です。美味しい。

お肉の次は野菜です。美味しい。このパターンで2回焼いてもらえます。1回目の野菜まで食べ終わると、卵を新しく替えてくれます。季節の野菜として三つ葉が入っています。家では三つ葉を入れたことがないので新鮮でした。ごはんは自分の食べたいタイミングでお願いします。おかわりももらえます。

すき焼きは作る人によって作り方、味が変わりますね。子供の頃は焼肉よりもすき焼きがメインで親戚が集まるとすき焼きをよくしていました。今日はわしの焼き方でと、父や叔父たちが順番に作っていました。今日の三嶋亭の焼き方が王道ですね。

お肉の味が楽しめました。

最近は関西でも割り下が売られているので、いつの間にか家のすき焼きは割り下を使っています。味の失敗がないのと喧嘩にならないからです。でもすき焼きというよりは、タレと野菜で汁の多いすき煮になってしまっています。

三嶋亭のすき焼きを食べに来てよかったです。

本来のすき焼きを想い出しました。

夢の1つが叶いました。

三嶋亭さんが、昔のままあったからこそ叶った夢です。

ありがとうございます。

霜降り牛すき焼き京懐石・オイル焼き・水炊き・日本料理専門店|創業明治6年 三嶋亭

〒604-8035 京都市中京区寺町三条下る 075-221-0003

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