和歌山南紀白浜「川九ミュージアム」バブル時の豪華ホテルがミュージアムになっていた

和歌山県南紀白浜に「ホテル川九」があります。1989年(平成元年)に建てられたホテルです。豪華で高級なホテルのイメージで、その頃20代の私には値段を調べることもしない別世界の空間でした。

和歌山南紀白浜「川九ミュージアム」バブル時の豪華ホテルがミュージアムになっていた

令和の時代になって、このホテルがリーズナブルな価格帯で募集しているのをよく見かけるようになりました。そしてホテルの一部もミュージアムとして運営されていることも知りました。一度泊まってみてもいいかなと予約を入れたこともあるのですが、コロナの緊急事態宣言が出てキャンセルをしました。そして今回、別のホテルに泊まる機会があったので、川九ミュージアムの見学だけ行ってみることにしました。

川九ミュージアムの見学だけは、門の外の駐車場に止めて下さいでした。建物の入館料1,000円、ミュージアムの入場料1,000円で合計2,000円です。夫は興味が無いので私一人で入場することにしました。

バブル時に400億円でどこにもないものを建てたかったという話だけあって、何様式ともわからない面白い造りの建物です。

中はアラブの宮殿のようです。

広い空間の中に配置されている床のタイルの模様が綺麗です。

2階廊下の壁のタイルも綺麗です。

扉の横には花札が、トイレは建設当時のままのようでとても低くて頑丈な造りです。

コロナもあり、人が少ないのでゆったりとこの空間を楽しめました。バブル当時は多分、人が多くてこの空間にごじゃごじゃと人がいたことでしょう。床のタイル模様をゆっくり眺めることも出来なかったかもと思うと、30年後の今、この空間を独り占めしている贅沢に浸れます。

川九ミュージアム 和歌山県西牟婁郡白浜町3745



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