最近話題のヘバーデン結節になっています。発病から3年が過ぎた今、ピークの頃より少し痛みがマシになりました。そして指は変形しました。
ヘバーデン結節で手が痛い 水ぶくれから変形まで
ある日、コンクリートの出っ張りに躓き、コンクリートの上で漫画のように大の字の形で大きく転びました。冬だったので厚着をしていた為、大怪我にはなりませんでしたが、その日から2週間たっても手のしびれ、痛みが治らず、整形外科でレントゲンを撮ってもらいました。毎朝起きる時に、かなり手がしびれて痛いという事も伝えました。レントゲンの結果、「骨に異常は無し。転んだのが原因では無く、手がしびれるのは歳です。」という診断に転んで指の骨が折れていたり、ヒビが入っていなくて良かったと安心しました。今思えば「歳だから」の診断にもっと敏感になるべきでした。
ヘバーデン結節か？ 痛む箇所に水ぶくれができた
指の第一関節に出来物？というものが出来てきました。水ぶくれのような小さいものです。その後に第一関節が膨らんできました。その部分に少しでも物が当たると、とても痛いです。何もしなくてもその膨らんだ部分がじんじんと痛みます。第一関節の膨らみも大きく硬くなっていきました。
ヘバーデン結節 激しい手の痛み、しびれが3年
すべてではありませんが、両手の指の第一関節、親指の付け根、手首がとにかくずっと痛くて、じんじんと痛みます。ドアの開閉、家事など日常のあらゆる動作が手を使うので辛い日々です。仕事もパソコン使用、指を使わない日なんてありません。何か薬はないかとお医者さんを3軒行きましたが、痛みを取ってもらえるお医者さんには出会えませんでした。指の第一関節は膨らんだままで、いつの間にか指は少し変形してしまいました。
ヘバーデン結節 更年期障害
この手の痛みが「ヘバーデン結節」だということをいつの頃か、ネット検索で知りました。治療方法は無し、更年期障害が関係しているらしいということも。そういえば、転んだことが発病の原因と思っていたのが、その3ヶ月程前から女性ホルモンの薬を止めたことを思い出しました。40代に生理不順でホルモン剤を服用していて、かなりの年月になったので服用を止める方向に入っていましたが、産婦人科の先生の処方で激痛の生理になったことに疑問をもってしまった事と、口腔外科の手術も受けることになった事（骨粗鬆症の薬がダメ）が重なり産婦人科の受診を躊躇している間に日が経ってしまい長年通っていた産婦人科に行けなくなってしまいました。別の産婦人科にでも行って更年期障害の薬を服用していれば少しは手の痛み、歪みはマシになっていたでしょうか。今更嘆いても仕方ありません。
ＴＶのキャシー中島さんに励まされた
いつだったか、ＴＶでキャシー中島さんが10年このヘバーデン結節に苦しんでいるという番組を見ました。この番組を見て、この痛みを取り上げてもらえたことに救われました。堂々と手が痛いヘバーデン結節という病気だと人に言える。手も変形していくのだと。この番組を見てから、ヘバーデン結節についての本や記事も目にすることが多くなり、世の中の認知度が上がってきたと思います。痛みで辛い気持ちが少し癒されました。
ヘバーデン結節 手のマッサージ
発病してから3年、今は少し痛みが減りました。飛び上がるような激痛が消え、ドーンと鈍い痛みに落ち着いています。何が効いたのか、時期が来ただけなのか分かりません。ただ手のマッサージが自分の中ではほんの少し効果があるのかも？です。痛い箇所を摩るということです。今は治療方法が無いということなので、これからもずーとこの症状と付き合っていかなくてはなりません。自分を労わる意味で痛いところを摩っています。
母もヘバーデン結節なっていました。遺伝、同じ体質ということなんですね。
ヘバーデン結節になられている方、お互い頑張りましょう。初期の方は出来るだけ早く産婦人科の受診もしてみて下さい。症状が和らいだり、指の変形が食い止められる事を祈ります。
